structure 構造

家族の安全な生活を支える礎

住宅性能表示制度

2000年10月にスタートした「住宅性能表示制度」。マイホーム購入に際してのさまざまなトラブルを未然に防ぐため施行された「住宅の品質確保の促進等に関する法律」により一定の基準で住まいの性能を評価する「住宅性能表示制度」が制定され、国土交通大臣の登録を受けた第三者評価機関による住宅性能評価書の交付が行われるようになりました。

CASBEEかながわ

「CASBEEかながわ」は「CASBEE新築(簡易版)」による全国レベルでの評価と、神奈川県独自の重点項目についての評価を併用した建築環境総合性能評価システムです。「CASBEEかながわ」は、まずは「CASBEE新築(簡易版)」による評価結果を活用し、神奈川県地球温暖化対策推進条例の趣旨にそって選定した重点項目への取組み度合いを評価します。「CASBEEかながわ」には建築物の環境性能を総合的に評価するために、多数の環境配慮項目がありますが、さらに「地球温暖化への配慮」、「ヒートアイランド現象の緩和」に関する項目を重点項目として扱っています。

基礎構造

マンション地下に造成した杭で建物をしっかりと確実に支える杭基礎工法が採用されています。地下約27m以深のN値60以上の強固な地盤まで現場打ち鋼管コンクリート杭が18本打設され、高い耐震性が確保されています。

溶接閉鎖型フープ

柱の鉄筋には、つなぎ目を強固に溶接する溶接閉鎖型フープが採用されています。一般的なフック付フープに比べて粘り強く、耐震性の高い構造に設計されています。地震の揺れにも強い強固な建物が実現されています。
※一部除く

ダブル配筋

建物の鉄筋を格子状や箱状に組み上げる行程で、床や耐震壁の鉄筋を必要に応じて二重にするダブル配筋が採用されています。これにより、コンクリートのひび割れが起きにくく、シングル配筋に比べて高い強度と耐久性が実現されています。

コンクリートかぶり厚

中性化と鉄筋のサビによるコンクリートの腐食・ひび割れを防ぐためには、鉄筋を包むコンクリートの厚み(かぶり厚)が適度に確保されていなければなりません。本建物では、JASS5で規定されている最小かぶり厚+10mmを標準とし、屋外の土に接しない部分の柱・梁・耐力壁の最小かぶり厚は40mm、屋根スラブ・床スラブ・非耐力壁の最小かぶり厚は30mm等となっています。

二重床・二重天井

床材を防振ゴム付の支持脚で床スラブから浮かせた二重床構造が採用されています。これはメーカー表示で軽量衝撃音の遮音等級においてデルタLL(II)-3相当です。また天井においても二重天井とし、配管を直接スラブに埋め込んでいないため、メンテナンス性の向上とともに、将来のリフォームにも対応することができます。
※二重床の遮音等級は二重床メーカーが表示する部材の試験値であり、メーカーにより試験方法は異なります。また、数値は施工後の実際の住戸内における遮音性能を保証するものではありません。

水セメント比

コンクリート強度と耐久性を左右する水セメント比(セメントに対する水の比率)を50%以下に抑え、より高いコンクリート強度が実現されています。水の比率が高いと、コンクリートの中性化が早まり、コンクリート自体の寿命を縮めてしまうことになります。これを防ぐために独自の基準が設けられ、配合の段階から劣化の軽減がはかられてます。
※杭・外構工事を除く

戸境壁

隣戸からの生活騒音は、隣戸との間の壁である戸境壁の厚さを厚くすることが効果的です。本物件では、鉄筋コンクリートで約200mmの厚さが確保され、遮音性とプライバシーに配慮されています。

次世代型断熱仕様

太陽熱を受けやすい屋根、外気と接する外壁、外気が伝わる2階床裏には硬質ウレタンフォームやポリスチレンフォームなどの断熱材が施されています。外の熱気や冷気から快適な室内環境を守ります。

対震枠

玄関扉の枠は、地震によって変形することがあり、扉が開かなくなってしまうことがあります。このような事態を防ぐために、扉と枠の間に十分なクリアランスが確保されています。万一の際に住戸内に閉じこめられることのないよう、玄関からの脱出を可能にします。

住戸内居室の遮音対策

住戸内排水竪管の通るパイプスペースで、居室に隣接する部分には、排水竪管に遮音シートを巻き付けた上、石膏ボードを2枚貼り※1とした遮音対策が施されています。また居室と水回りの間の壁※2、居室(洋室1)と他の居室間の壁も石膏ボード片面2枚貼りとなっています。
※1:配管・配線の関係で天井内・床下の壁部分に一部開口が生じます。
※2:居室とUBを除きます。

サッシュ・ガラス

遮音性能にすぐれたT-1等級のサッシュが採用され、音に配慮されています。また、ガラスは断熱性能にすぐれ、結露対策にも有効な復層ガラスが採用されています。
※外部の発生音により室内の音環境への影響は異なります。
※サッシュ等級値は、JISで定める音に関する評価基準であり、実際に取り付けられた住戸では、その等級値と異なる場合があります。
※実際の住戸では通気口その他の開口部があるため、遮音性は取り付けられたサッシュの遮音性能より低下するのが通例とされています。
※AタイプとEタイプ(2階)の一部はT-2等級のサッシュが採用されています。

CP玄関ドア

官民合同会議によりドア(B種)の防犯性能を有することが確認された製品です。ドアの補強・戸枠の補強により、バールによるこじ破りや受け座攻撃に対して抵抗性の高いドアとなってます。
※ドア(B種):主として中高層建物(ビル・マンション)の出入り口に使用されるドア。

30N/mm²の100年コンクリート

床や柱などの躯体(鉄筋コンクリート部)には、30N(ニュートン)/mm²以上の高強度のコンクリートが採用されています。その数値はおおむね1m²のコンクリートに対して3,000トンの圧縮に耐えうる強さです。強度が高く、緻密で中性化しにくい、耐久性の高いコンクリート構造となっています。
※日本建築学会の鉄筋コンクリート工事標準仕様書(通称JASS5)に基づき大規模補修不要予定期間が100年(理論値)と想定されています。
※表記の数値は、コンクリートの耐久性のみを示した理論値で、マンションのメンテナンスが100年不要ということではありません。
※杭・外構工事を除く
※上記の内容は分譲当時のパンフレットに記載されている内容を基に掲載しております。